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春作野菜
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さやいんげん ささげ とうもろこし にら じゃがいも ごま きゅうり
             
かぼちゃ えだまめ にがうり すいか さといも しょうが とまと
             
なす ピーマン とうがん さつまいも とうがらし あしたば もろへいや
             
おくら つるむらさき あおじぞ        

  さやいんげん
  種まき >>> 4月下旬〜5月下旬   
収 穫 >>>  6月下旬〜7月下旬(つるなし種) ・ (つるあり種)7月上旬〜8月中旬
栽培のコツ
1, 太陽が良く当たり、有機質豊富で肥沃な土壌であれば、耕さず、追肥をしなくてもよく実をつけます。マメ科の植物には、根に根瘤菌が着生します。この根瘤菌が、空気中のチッソを固定してチッソ化合物をつくり、これを植物に供給しますから、マメ科の植物には肥料を多く施す必要はありません。チッソ肥料が多いと、茎葉ばかりが繁り、落花が増えます。また、アブラムシが芽先に多発して成長を止め、病気を感染させます。多肥は控えてください。
  2, 種は、畝幅90センチの場合で、条間を60センチとって二列に播きます。株間は30センチ、種と種の間隔を6センチあけ、一ヵ所に3〜4粒づつ点播きします。播き終えたら1センチほど土をかけて手のひらで抑え、土と種を密着させます。
  3, 5月上旬播きではだいたい6日で発芽します。間引きは発芽後2週間目に1ヶ所2本立てにします。株間が30センチ以内のときは1本立てにします。
  つるなし種の収穫期 >>> 6月下旬〜7月下旬
    つるが伸びないつるなし種は、草丈が低く場所もとらず丈夫で栽培は簡単です。発芽後40〜50日で収穫できます。開花が一斉に始まり、結実も同時です。このため、種は一度に蒔かず10日ほどずらして播くと収穫期も分散されます。莢(さや)は若いうちに早どりしてください。味覚はつるあり種に及びませんが、作りやすさが魅力です。
  つるあり種の収穫期 >>> 7月上旬〜8月中旬
    収穫は、莢(さや)が大きくなったものから順に摘み取ることで、長く収穫できます。莢が若いうちに摘み取らないと繊維質が硬くなります。品質の劣化を防ぐには、早どりすることと、土壌を乾燥させないこと。根張りが浅いため株元に厚く敷き草をし、土壌水分の蒸散を防ぎます。夏の雑草は成長が早いので、草丈が低いうちのみ周囲を除草してください。つるが伸びてからは放っておいても草に負けません。
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  ささげ
  種まき >>> 5月上旬〜7月上旬   
収 穫 >>> 7月中、下旬〜10月
栽培のコツ
1, 三尺ささげは、60センチほどになったところで収穫すると莢も柔らかく、お浸し・煮物・油いためなど調理法はサヤインゲンと同じです。
  2, 栽培法は、基本的にはサヤインゲンと同じです。畝ごとに同じ科目に属するものをまとめて栽培したほうが輪作もしやすいので、ささげ・サヤインゲン・枝豆と作っておくと良いです。
  3, 無肥料栽培では、畝は耕さず、播き場所の草を刈り取ってためを土の中に埋め込みます。また、堆肥を施す際も、地力がつき始めた畑では畝全体を耕さず、堆肥を施す穴のみを掘り、耕すことはしません。
  4, 高温性ですから、温度が低いと発芽が遅れますが、5月播きで約7日、6月播きでは6日ほどで発芽します。種まきは10日ほど日をずらして2〜3度に分けて播くと長く収穫期が続きます。夏に空き畝が出来たら種を播いておくと秋になって収穫が出来ます。
  5, 間引きは、本葉が2〜3枚のころに行い、1列播きでは1ヶ所2株に、2列播きでは1ヶ所1株を残して間引きます。
  6, つるが伸び始めたら早めに支柱を立てます。背の高さぐらいにし、収穫をしやすくします。除草はつるが伸びるころまでは丁寧に行います。乾燥にも強く、よく育ちますが、梅雨明け後に土が乾燥するとハダニが発生します。しかし、敷き草をするか雑草を生やしておくとダニはつかず、自然栽培ではあらゆる病害虫の多発は影を潜めます。
  7, 追肥は不要です。マメ科の植物は根瘤菌によってチッソが供給されます。枝豆やささげが、生長とともに葉色が濃くなるのはこのためです。追肥をするとのちにアブラムシの多発を招き、ウイルス病などを発病させます。
  8, つるが支柱先端まで伸びたら、芽先を摘んで子ヅルを伸ばします。収穫は種が大きくなる前の、莢にでこぼこの無い頃で、早めに収穫したほうが味覚、歯ごたえともよく、美味しくいただけます。
  9, 秋に、2〜3本の莢を成熟させると棒状に硬くなりますが、この莢から豆を採取しておくと、翌年に蒔くことが出来ます。よく乾燥させ、冷暗所で保存してください。
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  とうもろこし
とうもろこし 種まき >>> 4月中旬〜5月中旬   
収 穫 >>> 7月
栽培のコツ
1, 自然栽培に適う丈夫で病気にかかりにくいゴールデン・クロス・バンタムを選びました。とうもろこしは短期栽培が出来ます。
2, 初めて畑を作る場合や、まだ地力が無いときは堆肥をします。深さ20センチ、直径20〜30センチの穴を用意し、1株につきシャベル1杯を施し土とよく混ぜます。自家製堆肥または市販の油かすや乾燥鳥フンを利用します。とうもろこしは肥料負けが少ないですが、未熟肥料はアブラムシやヨトウムシ、コガネの幼虫などを誘引し、また、後の病害発生をもたらすことがあります。出来るだけ少なめに、そして播種日の3〜4週間前に少しでも発酵を済ませておきます。
  3, 種は、株間を30センチとり、深さ2センチのまき穴を作って、1ヶ所3〜4粒づつ点播きをし土をかけます。播き終えたら手のひらで土を押さえ、枯れ草などを載せておくと鳥に種を食べられず、土の乾燥を防げます。
  4, 発芽は6〜9日です。単子葉植物です。発芽後は、周囲の雑草を刈り取ります。土が団粒構造で柔らかい土壌や、堆肥を地面に施している畑では太陽熱をよく吸収して地温が上がります。しかし、表土が固まりやすい畑では空気の流通を遮断され生育も遅れます。このような場所では、表土を軽くほぐして中耕すると温かい空気が土中に送り込まれ、根張りが良くなります。
  5, 苗が10〜15センチに生長した頃、1ヶ所1株を残して間引きます。
  6, 5月の成長はとてもゆっくりですが、6月に入ると活発な成長を見せます。成長が活発になったら、根際にあたる部分から枝が伸びてきますので、この側枝は見つけ次第にかきとります。養分が側枝に奪われて雌穂が成長せず実つきが悪くなります。
  7, 雌穂は自然栽培では1株に1〜2本つきます。2本雌穂が生まれたものは早めに小さいほうを摘み取ると、残した雌穂の結実が良くなります。受精前に摘み取った雌穂はヤングコーンと呼ばれて柔らかく、そのまま料理に利用できます。
  8, とうもろこしの収穫は、雌穂のひげが出てから22〜25日頃。ひげにつやが無くなり、こげ茶色になったら早めに摘み取ります。収穫後甘みは翌日には半分に。
  9, とうもろこしの虫害で、最も多いのがアワノメイガの幼虫で、雄穂が出てから発生します。産卵場所は葉の裏側で、黄白色のうろこ状に生みつけ、孵化間近なものは中央部が黒変します。孵化後はまず、伸び始めた雄穂に進入して食害。雄穂が折れるようなことがあったらよく観察し、この段階で食入した穂を切って取り除けば、次に進入する茎への被害や、雌穂への進入を食い止めることが出来ます。
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  にら
  種まき >>> 3月
収 穫 >>> 2年目の春
栽培のコツ
1, 種から育てる場合は、3月に種を播き、発芽後生長した苗を6月に定植します。1年目は収穫せず大きく育て、2年目の春まで収穫を待ちます。3年目には秋にも収穫が出来るほどに育ちます。
  2, にらを作っている人に苗を株分けしてもらい、これを植えつけることから始めることも出来ます。真夏と冬を除けばいつでも株分けと定植ができ、1度植えつけると毎年分けつして株数が増えます。
  3, 畑の縁取りや、空き地、庭などどこでも栽培でき、無肥料で十分放任栽培ができます。
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  じゃがいも
じゃがいも 種いもの植え付け >>> 3〜4月
収 穫 >>> 7月
栽培のコツ
1,

日当たりがよく、水はけのよい畑で栽培します。適正土壌はph5〜6.5の酸性土を好むので、石灰による中和は不要です。なす科のため連作を避け、3〜4年控えれば病害もあまり出ません。

  2, 気温29度を肥えると茎葉が枯れますが、芋の肥大には栽培日数の長短が関係します。発芽適温期に植えつけてから高温期を迎えるまでの生育期間が長いほど芋は大きくなります。また、開花期以降に雨が少ないとホクホクな良い芋になりますから特に多肥の必要は無く、痩せ地のみ堆肥を施せば十分な収穫が期待できます。
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  ごま
  種蒔き >>> 5月中旬〜6月上旬
収 穫 >>> 9月上旬
  栽培のコツ
  1, 土壌が肥沃で、日照に恵まれ、気温が高い好条件下で順調に育つと草丈170センチほどになり、刮ハ(3粒入り)を着生した葉腋が60ほど生まれます。
  2, 土壌が肥沃であれば無肥料でもよく育ちますが、畑にして間もない土地では、1坪につきシャベル6〜10杯程度の堆肥を施すと、草丈も高くなり収穫量も多くなります。
  3, 畝幅90センチでは、条間を50センチとって2列にまき溝を作り、種間2センチでスジ播きか株間20〜30センチで点播きします。覆土は4〜5ミリで、播き終えたら手のひらで押さえ、枯れ草などで覆っておきます。
  4, 発芽まで約6日。子葉は大変小さく成長もゆっくりなので、雑草に覆われないように注意し、よく日が当たるようにします。間引きは、早めに行い、草丈が20〜30センチになる頃までに、条播きでは株間20〜30センチに、点播きでは1ヶ所1株を残して、他を摘み取ります。
  5, 高温性のため、梅雨が明けるまでは成長もゆっくりですが、夏の太陽が照りつけると一気に成長が始まります。側枝がでたらすべて摘み、主茎1本を残して栽培します。
  6, 下枝から緑果が誕生。これがびっしり着生する8月下旬に入ると葉枯れが出始め、葉を落としてゆきます。収穫の9月上旬に下段の刮ハがはじけ始めたら、根元を刈って収穫します。収穫後はシートの上で陰干しし、大きな紙袋に逆さに入れてゴマをたたき出します。
  7, 乾燥させ、播種用に一部を冷暗所で保存しておきます。
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  きゅうり
きゅうり 種蒔き >>> 5月上旬〜中旬
収 穫 >>> 7月中旬〜
栽培のコツ
1, きゅうりは作りにくいものの一つです。四葉きゅうりを選んでみました。
90センチ幅の畝では株間を40センチほどとり、1ヶ所3〜4粒づつ点播きします。無肥料栽培では、たぎゃさず周囲の草を刈って種を播くだけです。庭や空き地を始めて畑にする場合や、化学肥料のみで作物を作っていた畑では、1かぶあたりシャベル1杯の自家製堆肥を施します。堆肥を施す深さは15センチと浅めでよく直径30センチ以上に広い範囲に施すことが大事です。きゅうりの根は浅く広く張る性質があるからです。覆土は6〜7ミリ。
  2, 苗を買うこともできますが、種から育ててみてください。はるかに病気にかかりにくく育てられます。発芽まで約6日。子葉には、苗の健康状態が良く現れます。張りと色艶がよく、日1日と大きくなっていくものは元気な証拠です。土壌が自然で、十分温かくなってから播くと失敗も少なくてすみます。
  3, 間引きは、本葉が3枚出る頃までに行い、節間の詰まった茎の太いものを残して他を間引きます。
  4, きゅうりには、節成り性と飛び成り性があります。節成り性は、親ヅルに第一雌花がつくと、その後もほとんど連続して親ヅルに雌花をつけます。飛び成り性は、親ヅルには雌花をあまりつけず、子ヅルと孫ヅルの1〜2節に雌花をつけます。摘芯を誤ると、成長が良くても雌花があまりつかず収穫が少なくなります。
  5, 日当たりと通風がよければ良く着果。多肥栽培すると茎葉ばかりが育ち、実つきが悪くなり、かつ風通しと日当たりも悪くなります。
  6, 支柱は、つるが伸び始めたら、2メートルのものを用意し、合掌式か、直立式に組んでしっかり固定。直立式のほうが、情報で苗が合流しないために日当たりや風通しが良くなります。このとき組み立てた支柱の横方向に20〜30センチ間隔に支柱やアサ紐を張っておきます。この横張りの支柱を早めに張ると、親ヅルがぐんぐん上に向かって成長します。つるが伸び始めると入梅。根元の土が雨によって跳ね返り病害が発生します。敷き草をするか雑草をはやして土の露出を防ぎます。
  7, 梅雨末期、気温が上がる頃から、コンパスで半円を描くような食跡を残すウリハムシが飛来。自然栽培では被害は広がりません。
  8, 梅雨明けとともに収穫期に入ります。ウドンコ病はこの頃から急に広がりますが、自然栽培では、進行することはほとんどありません。
  7, 敷き草は株元に厚めに。また周囲には雑草をはやして、浅く根を張るきゅうりにとって焼け付くような地温の上昇は致命的なので、根を乾燥から守ります。
  8, 果実は開花後、日に日に大きくなります。10センチほどに成長したら、翌日には収穫できるほどに一気に成長します。早めに収穫するほど着果が増えます。
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  かぼちゃ
かぼちゃ まき床の準備 >>> 4月
種蒔き >>> 4月播き  5月播き  6月播き
収 穫 >>> 4月・5月播きは8月  6月播きは9月
栽培のコツ
1, 栽培は簡単で手間がかかりません。前作で堆肥を施していたり、肥沃な畑では無肥料、無耕耘。雑草や葉菜類が十分育たないところでは、1株につきシャベル1杯の堆肥を施します。市場で売られているものに完熟したものはほとんどありません。そこで播種日の3〜4週間前には施し、土とよく混ぜておきます。病虫害発生というトラブルは、未熟な購入堆肥を用いることが多いようです。
  2, 油かすを施す場合は、1株につき移植ゴテ1杯を直径30センチ、深さ30センチに施し土とよく混ぜ、必ず油かすを含まない土を3〜4センチのせ、その上に種を播くようにします。
  3, 株間は1メートルと広く取り、その間に、えだまめ等を播いて混作します。支柱を立てつるを上方に導きます。
  4, 種は5センチの間隔をとって1ヶ所に〜4粒播きます。かぼちゃの種は光を感じると発芽しないので、播き終えたら5〜6ミリ土をかけ手の平でしっかり押さえます。播種後、4月播きで約9日、5月播きで7日、6月播きで5日で発芽します。
  5, 第1回目の間引きは、発芽後6日目頃、本葉が1枚開いたとこで1ヶ所2株に。さらに、本葉2〜3枚の頃に根元が太く葉が大きい苗を1株残して他を間引きます。除草は幼苗期だけで、株元周辺のみ刈り取り、そのまま敷き草として株元に寝かせれば土壌の乾燥が避けられ、病気の発生も防げます。
  6, 6月。西洋かぼちゃ類は、親ヅル1本子ヅル2本の計3本を伸ばして栽培。ツルは4メートルになり、1〜2個着果します。遅まきでは着果数が少なくなりますが、日照時間が長くなるので味覚は上がります。ツルは雑草の上を這わして栽培します。
  7, 梅雨明け前後、気温が上昇すると葉の裏側に白いカビ状の斑がウドンコ病ですが、土壌環境に無理がない自然栽培では病斑は広がりません。農薬散布は一時的に病斑を消すことはあっても必ず再発し、株元から先端へ広がります。これは、農薬が逆に植物体を傷め、抵抗力を弱めてしまうからです。自然栽培では病斑の出た葉も刈り取らず、自然に落ちるまでそのままにしておきます。すべての葉が光を求めて呼吸し、果実を残すために生きているからです。
  8, 西洋かぼちゃの収穫は、4〜5月播きで8月、6月播きでは9月に成ります。収穫の目安は開花後50〜60日後。果梗がコルク質になってからです。
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  えだまめ
えだまめ 種蒔き >>> 4月下旬〜5月中旬
収 穫 >>> 8月中旬〜
栽培のコツ
1, マメ類に中でもっとも栽培が簡単です。多少痩せた土地にも良く育ち、無肥料栽培ができます。無肥料でも良く育つのは、根に着生する粒状の根瘤菌が空気中のチッソを固定してチッソ化合物をつくり、植物に供給するからです。ですから、堆肥を施す場合でもごく少量ですみ、多肥は茎葉を茂らせて落花を引き起こし、実つきを悪くします。
2, 株間を25〜30センチとって、1ヶ所に3〜4粒づつ点播きします。覆土は1.5センチ、播種後は土をよく押さえて灌水。枯れ草をのせて鳥害を防ぎます。収穫期が一様なので播種日をずらすと長く楽しめます。
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  にがうり
にがうり 種蒔き >>> 5月〜6月中旬
収 穫 >>> 8月〜
栽培のコツ
1, 日が良くあたる場所で、支柱か棚に這わせて栽培します。多数の実をつけるので、支柱はしっかりと固定します。堆肥は、1メートル四方でシャベル4〜6杯も施せば十分です。生育旺盛で、成長後は雑草に負けませんが、幼描期は徒長しないように周囲の草を刈って日が良く当たるようにします。
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  すいか
すいか 種蒔き >>> 5月上旬〜中旬
収 穫 >>> 8月中旬
栽培のコツ
1, とうもろこし、おくら、ピーマンと混作し、雑草を生やした自然栽培では病害虫を寄せ付けません。1〜2株で3〜6個は実ります。
  2, 4〜5年うり科の作物を作っていない畝を選びます。連作したり水はけの悪い土地で栽培すると病気が出やすくなります。肥料過多は病虫害を呼び、チッソ過多は実つきを悪くします。
  3, 株間は80センチとり、直径30センチの穴を掘り、シャベル1〜2杯の堆肥を施し土と混ぜます。1ヶ所3〜4粒づつ播き、3〜4ミリ土をかけて手の平でよく押さえます。
  4, 親ヅルと子ヅル2本を延ばして栽培します。ツルはいづれも3〜4メートルに生長。各ツルに1個づつ着果させ、卵大に生長したところで芯を止めます。
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  さといも
さといも 種蒔き >>> 4月〜5月中旬
収 穫 >>> 11月中旬
栽培のコツ
1, 夏の高温多湿と炎天下によく生長しますが、乾燥には弱いです。生育初期に刈り取っていた株元の雑草も、梅雨明け前から刈り取りをやめ、畝上に草を生やして土の乾燥を防ぎます。株元に10センチ土か堆肥を寄せておくと良い子いもが収穫できます。連作はできません。
  2, 毎年有機肥料や堆肥が施されている畑や、肥沃な無耕耘地では無肥料で、これまで化学肥料を用いていた畑や痩せ地では1メートル四方につきシャベル4〜5杯の堆肥を全面に施します。
  3, 植えつける場所は、最も北側に。11月まで栽培が続く背の高いサトイモが秋の日照をさえぎり、秋野菜への日当たりを悪くするのを防ぐためです。
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  しょうが
しょうが 種しょうがの植え付け >>> 4月〜5月上旬
収 穫 >>> 8月:葉しょうが  10月:根しょうが
栽培のコツ
1, 花が咲かず、塊茎(食べるところ)で増殖します。栽培は、塊茎(種しょうが)を植えつけます。土壌を乾燥させないことと、雑草にうずもれないようにすると良く育ちます。最初に収穫は8月、種しょうがから発生した新しい塊茎が小指大に生長したところで、葉をつけたまま香り高い新ショウガを収穫します。これが葉しょうがです。ここで獲らずに残しておくと分塊して大きく成長し、10月にしゅうかくするのが根しょうがです。
  2, 種しょうがを、1個60〜70グラム、新芽が2〜3個つくように割り、芽を上にして植えつけます。株間を20センチ、深さ10センチの穴を作って植えます。耕す必要はありません。
  3, 発芽は15〜20日程度。発芽直後の芽は折れやすいので、株元は早めに除草します。発芽後は土寄せと敷き草は大切です。土が乾くと塊茎の成長が阻害されます。浅く植えた種しょうがの上に新ショウガがつきますので、塊茎が露出しないように土寄せをします。梅雨明け後は、株元に厚く敷き草をしておくと土の乾燥が防げます。
  4, 根しょうがは利用するものから掘り上げて収穫します。畑に残しておけば春まで随時利用でき、傷みが無く良いものを種しょうがとして5月に植えつけます。
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  とまと
とまと 苗の植え付け >>> 5月上旬〜中旬
収 穫 >>> 8月
栽培のコツ
1, トマトは本来病虫害が少なく多肥を必要としません。生育障害は幼苗期の育苗時と苗の植え付け後に多く出ます。苗の植え付けは、晩霜が終わり地温が上昇してから行います。苗は温かく風の無い晴れた日の日中に浅植えします。深植えする地中の温度が低く低温障害を起こします。なす科のトマトは、連作も病害発生の原因になりますので、なす科の作物を植えた畝では4〜5年栽培を控えます。
2, 畑の準備は、堆肥を畳み1枚分の広さにつきシャベル1杯を直径35センチ、深さ25センチの穴を掘って施します。
  3, 腋芽をすべて摘み、主枝1本を伸ばし、果房が5〜6段ついたら、上に2〜3葉残して摘芯します。雑草を生やせば乾燥が防げ、夏の地温の上昇を抑えて老化を防ぎます。このころ、冗談から伸びる腋芽を放置すると花をつけ実を結びます。
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  なす
なす 種蒔き >>> 5月上旬
収 穫 >>> 9月中旬
栽培のコツ
1,  
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
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