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大山先生ブログからの学び @

大山先生ブログ >>> やまちゃんの3Sをベースにした経営革新  
 ARDENT会員企業は自由に御活用ください!:大山先生許可   AへGO  BへGO  CへGO  DへGO
大山先生の傘の下

2008年
4月
11日
みなさま、こんにちは。

簡単自己プロフィール書きます。   
                記

1.95年 7月 :T電機製造株式会社 退社
2.経 験 分 野  :@ 品質管理 9年
          :A 設計開発 9年
          :B 営  業 3年
          :C 製  造 8年
3.96年 6月 :経営コンサルタント業開始
4.取 得 資格   :@ ISO9000
          :A ISO14000?
5.得 意 分 野 :@ 3S/5S
            (整理・整頓・清掃・清潔・躾)
          :A IE・PI(生産革新;お客様に喜んで頂けるモノ造り)
          :B ISO9000/ISO14000
          :C 品質管理全般
          :D 企業経営(主に中小企業)
6.指 導 実 績  :延1000社以上

これから、3S、5S、品質管理、企業経営等、私のやった行動を綴ります。

今、無くてはならない物は、それは経営革新(イノベーション)です。
皆様と一緒にやりましょう。
今日は「山」の哲学の1部を紹介します。

その哲学はソクラテスやピタゴラスのような立派なものではありません!当然か!?

古代の哲学者は例えば、黒い碁石を見て「黒くて小さい・丸い・硬い物質」と解いたそうですが、山の哲学は非常に現実的なものです。

小学生〜現在に至るまでの経験値です。 

その1は「国の力は人口」と言う事です。今、新興国と言われている「BRTCs]や次世代新興国の[VISTA]は確実に人口が増えているのです。

  逆に日本は人口が減り始めました。つまり国力の低下が始まったのです。

夫婦2人が1〜2人の子供しか生まないわけですから「2−(1〜2)」は0かー1で3人以上生まないと人口は増えない!つまり国力は低下します。

若い人は頑張って3人以上の子供をつくってください。

それが出来なかったら、他国からの移民に頼らざるを得ません!

日本のある意味での良さである「単一民族」の文化が変りかねません。 

山は高校時代に習った「鴨長明」の「方丈記」が大好きです。

特に冒頭の一節の文言が大好きです。 

遠い昔の想いが今も同じなのです。

即ち「鴨長明」の時代も現在の革新活動も考えていることは同じなんですかネエ〜!

  その冒頭の一節の文言とは

「行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず、淀みに浮かぶ「ウタカタ」はかつ消え、かつ結びて、久しく留まりたるためしなし・・・」です。
 
「ウタカタ」とは泡粒のことです。

  川の水は常に流れているが、定点で見ると常に変っているし、新しくなっている。
流れの遅い淀んだ所でいる所でさえ、泡粒が発生しては消えてまた発生している。

と言う常に新しい状況(発想)が生まれては消えていることを表現しています。 

今の社会状況も全く同じではないでしょうか?

1.歩みの鈍ったものは、追い越される!
2.立ち止まったものは、踏みにじられる!
3.停滞は「衰退」と「死」の始まりである!

ですから「3S・生産革新・業務革新・IT化等」の「最速化」が重要だと考えています。
  今、「山ちゃん」の使命感は社会貢献をしなければならない、後世に自分の良い部分の考えを伝えたい!!!

  また今でないとそれが伝えられていない?と思うと心からアセリを感じます。

  最近、体力の減退をつくずく感じています。しかし、今辞める訳はできません!!
46社の期待されているクライアント様に迷惑はかけられません!

  僕の基本的な心情である

1.皆様の考えていることを素直に傾聴する!
2.皆様の面倒(意見と考え方)を理論的見て意志決定する!
3・そして、皆様の感動!と「感激」!を得て「感謝」されるように実践する!!!

  を達成してから引退???したく思っています。少なくともあと5年は?・・・・

  皆様「やまちゃん」と力を合わせて、社会貢献と会社と従業員の発展と繁栄のため全力で経営革新に突き進みましょう!
 「上杉鷹山」がどのような政治をしたのか?を勉強したい と思います。

  アメリカのジョン・F・ケネディー大統領が日本人との記者会見で「大統領が最も尊敬する日本人は誰ですか?」と質問され、ケネディー大統領は即「ウエスギ・ヨウザン〜!」と答えたと言われています。

  ところが日本人記者団は誰も「上杉鷹山」という人物を知らず「それは誰です?」と記者同士が、お互いに聞きあったそうです。

  さて、ケネディーが尊敬した「上杉鷹山」とは、どのような人物だったのか?またどのような政治をしたのか?

 *「上杉鷹山その2」*

  上杉鷹山は今から約220年前の酒井藩主で上杉謙信の養子影勝を藩祖として、関ヶ原の合戦〜明治維新まで続いた大名です。

  九州の高鍋の秋月家の次男としてわずか3万石の大名の子として江戸藩邸で生まれました。

  しかし、上杉謙信の時200万石あった時代から色々な問題を経て1/13も減石の15万石に減らされた時に藩主になった不幸な人なのです。

  そして、江戸で16歳の時に頭の良かったことと、諸般の事情で酒井藩主になったのです。17歳までは江戸で勉強して部下を育成し、今まで見たことも無い酒井藩へ
行き、その荒れ果てて荒んだ人の心に接し、藩政改革をしなければ、藩はつぶれてしまうと想い人材育成を主に藩政の改革に挑んだのです。

  17歳の人間が、江戸時代の封建主義の中で年上の重臣達の猛烈な反対に合いながら、自分を信じる人達と「民富」という民主主義を実践していったのです。

「上杉鷹山その3」

わずか17歳の鷹山が藩改革「今で言うと経営革新」を実行する過程で革新を妨げる「3つの壁」を唱えています。

1.制度(醸成された会社の風土や文化)の壁
2.物理的な壁(地理・気候など)
3.心の壁

  特に3の「心の壁」を強調したのです!!!
正しく僕の経営革新の中の「3S」の考え方と全く一緒です。

「心の壁」は先ず「挨拶」に始まり、上司の「命・解・援」と部下の「報・連・相」
を決めて守ることだと思います。

  又、2:6:2の原則を知ることが必要です。
   今日は「3S]をする位なら、その時間に仕事をした方が能率が良いと言うD社の経営者と話をしました。

  その会社は「精密機械加工」とそれに纏わる「設計・開発」をしています。
確かに、工場内は整列され、床は塗装してあり、それなりに掃除がされ、一見良さそうに見えました。

  だけれども工場の掃除は、掃除会社が毎週末に来て実施しているとのこと・・・・

「やま」の神経を逆ナデするだけでなく、琴線にビビット・・・冷静!!冷静に!!

「3S活動」は社員が全員参加し、全員行動することに価値があると思います。
「やま」が1,000社以上経験した中で行政やプロで無くては出来ない改善以外は
社員がやるべきでしょう!

  ここでもう一度原点に戻って、「3Sの目的]を考えてみますと

  安全な・快適な・効率的な 職場を造る!!!

そして本当の目的は「守るべきことを決めて・決めたことを守る」です。

  そして肝心なことは、「改善は手造り」が基本です。自分たちで改善することで、
改善に愛情が湧き、改善したことを更に良くしようとするのではないでしょうか?

「やま」は「3S]とは?人の心を磨くための活動と信じて疑いません!

「3S」で感性の高い人・約束を守る人・前向きに考える人 を育てる!!!

徹底した「3S活動」で「人の心を変え」「社格を変える」です。
2008年
8月
19日
ARDENT研究会も丸4年を経過し、それなりの効果は出ていますが最近「マンネリ化」しています。

  「PDCA」のサイクルの「P」が不明確なため、現実問題として何をして良いのか?判らない状態に陥って、場当たり的な「3S」になっています。

  もう一度4年前の原点に返って「整理」1ケ月「整頓」2.5ケ月「清掃」0.5ケ月を
1年に3サイクル繰り返す「PLAN」を立て直すべきです!!!毎回同じことを指摘していますが・・・ナゼ???

  巻き返そうゼ!!!ARDENT/////・・・・・ではでは
   経営は政治や景気に左右されない体質を造り上げることが「やま」の基本論です!

経営者の100歩より従業員一人ひとりの1歩が会社を変えます!そのために経営者
は従業員をいかに「やる気」にさせるか?です。

そのためには、経営者自ら手を汚す姿勢を従業員に見せることが重要でしょう!!!
理論ばっかりで、実践の伴わない経営者には「従業員」は、又同じことを言っていると聞く耳をもたないでしょうネ!

「経営者に告ぐ!!!」率先垂範して、従業員の「やる気」を起こす「動機付け」を
しましょう!

動機付け?判ります?人の心には「扉」がありませんので、「心の扉」を開くにはどのようにすれば???

人の心には扉
は無いですが・・・「ノック」は出来るのです!

どのようにノックするか?
2009年
1月
22日
サバイバルの時代が来ると思われます!何としても、絶対あきらめない経営をする必要があります。

そこで、厳しい時代には実力のない企業から消えて行きます。そして実力のある企業のみが生き残れるのです。
実力のある企業とは?基本的な本質を学ぶ必要があります。基本的な本質とは即ち、
論理に基づいた「3S」です!

論理に基づいた「3S」を徹底することで実力のある企業に変化します。

経営者は「決断力」と「考想力」のスピードUPで経営革新を成功させましょう!

 本題の「不況時の管理者のあり方」について次の通り「やま」の考えを述べます。

1.問題発見力(鳥の目と虫の目)=ムダを発見できて気になってならない感覚
2.課題遂行力=ムダな方法をどう変えるか直ちに案出できる能力
3.問題解決力=正しい改善の思考プロセスを常に行えることが習慣化
4.人材育成力=気付かせる・伸ばす
5.部下に慕われる=人望がある

以上の5項目を是非身につけるようにすべきと、思います。

■不況時代の管理者のあり方は?(その2)

1)問題発見力(鳥の目と虫の目で見る)
  ・ムダ(価値を生まない作業)が発見できて気になってならない感覚を養う!
2)課題遂行力
  ・ムダな方法をどう変えるか直ちに案出できる能力を持つ!
3)問題解決力
  ・正しい改善の思考プロセスを常に行えることが習慣化する!
4)人材育成力・活用力
  ・管理者は仕事の「できる人」でなく「伸びる人」「気付く人」を育てる!
5)部下に「安定感」と「安心感」を与える(考えが振れない!慕われる!)


一番怖いのは管理者が現状の不況に恐れるその心だ!!!
  さ〜て「やま」は「今年のキーワード」を去年12月31日に決めていました!

それを発表します!
不況時代の経営革新は基本的な本質を学ぼう!
もう一度原点に戻って3Sを徹底しよう!
3Sなくして企業成長なし!

本質を学ばず基本的なことを知らないでいると「結果や現象」に振り回されます!

論理に基づいた3Sを実践し、筋肉質の体質造り、どんな事があろうとも「諦めない
・負けない」企業に変身しましょう!!!
さて、今日から「経営の基本的管理」について「やま」の勉強してきた内容をシリーズで投稿します。

「経営管理4つの原則」

●管理の原則とは?
  ・共通の目的に向かって全員の意識を高め、効率的(能率的ではない!)に目標を達成できるように、リーダーシップを発揮し、効率的なマネジメントを行う時の基本原則が「管理の原則」です。

1.専門化の原則    :分業により効率が高まる!
2.権限・責任一致の原則:職務の責任は大き過ぎても小さ過ぎてもいけな い!
3.統制可能範囲の原則 :管理者1人が効率的に統制できる人数には限度がある!
  1)複雑な作業の場合    : 6〜 8人
  2)単純な作業の場合    :15〜30人
4.命令統一の原則   :組織の要員は1人の上司から命令・指示をうけるようにする!(後日述べるマルチボス組織の場合                 を除く)

経営の基本管理:その2

●やる気を引き出す「動機付け」

1.モチベーションとは何か?

  モチベーションは日本語では「動機付け」のことで、従業員の仕事に対する意欲を高めることを意味します!

従業員の社会的・経済的・人間的な欲求を満足させ、目的に対して積極的に貢献しようとするように働きかけることです

●モチベーション その2

職場の人間関係や職場への帰属意識などの心理的な側面によって仕事の効率や質が変化することが、テイラーの考え方やホーソンの実験などで判っています。

このような歴史的な背景から、経営者・管理者として部下の意欲高めるために、如何にして動機付けをするのか?本質を学び基本的なことを知るようにしましょう!!!

本質を学ばず、基本的なことを知らないでいると、現象や結果に振り回されることになります。

環境が厳しくなると実力のない会社から消えてなくなることになり、本質が明確で基本がしっかり出来ていれば勝ち残る会社になるでしょう!

3Sはその質・基本の典型的なものです!!!3Sを徹底しましょう!不況の時代は
時間が余ってきますから、時間の有効活用(3S+改革+教育)に傾注するのも選択肢の1つだと「やま」は考えています。

●管理の3つの階層

・現代の管理の階層は江戸時代の「士農工商」とは異なり職務・職能をベースに役割分担が決められ、階層は固定的なものでなく、新入社員でも実績を積むことで昇進するに従って役割は変わります。

・管理の階層は次の3つに分けることができます。
1)経営者層(トップマネジメント)
2)管理者層(ミドルマネジメント)
3)監督者層(ロワーマネジメント)

●管理の3つの階層 その2(各階層の職務・職能)
1.経営者層(社長・役員)
@.健全な組織の計画と構築をする。
A.管理者に関する適正な人事を決める。
B.統制のための有効的な手段を決定する。
C.戦略・戦術・方針・数値目標を明確に設定する。
D.企業経営の全体計画を取締役会の決定に従い命令(指示)し統制・調整を行う。

2.管理者層(部長・課長)
@.経営者層が決定した方針・目標・計画に基づいて自部門の計画を立て実行する。
A.監督者層から提起された問題を収拾し選択して必要なものは経営者層に提言する
B.部下の動機付けを行い、やる気・士気を高め良好な人間関係が保たれるように、
   指導・育成する。
C.業務面で関連する他部門とのコミュニケーションを良好にするようにし、組織の
   全体的な効率向上を図る。

3.監督者層(係長・主任・職長など)
@.管理者層の方針・目標・計画を現場レベルまで具体化し作業者に理解・納得させ
   実行させる。
A.作業者を監督し動機付けを行い、やる気・士気を高める教育・訓練を行う。
B.作業の手順や改善を行い生産性の向上を図る。
C.現場で発生する不適合や問題に対して是正処置・予防処置をする。
D.現場の問題で必要とされる情報を管理者層に報告する。
  「不況時の管理・監督者のあり方」
「従来方の知識やノウハウ」だけの管理・監督者は要らない!
1.全体的把握力
  ・国際的な政治・経済・金融などの情報を把握する力を持つ!
2.事実分析力 
  ・社内の種々の情報やデータを分析し意思決定する能力を持つ!
3.戦略的思考力
  ・現状の流れを読んで何をすべきかを判断し、決断する力を持つ!
4.人材育成力・活用力
  ・「できる人・教える人」ではなく「伸びる人・気付く人」を育てる!
5.高度な専門性と達成力
  ・自分の努力と使命感を持つ!
  ●ホーソン実験とは

1.照明実験
  物理的な作業環境が作業者の生産性にどのような影響を与えるか?検証した結果、
  照明と生産性間には相関関係はなかった。
2.継電器組立実験
  賃金・休憩時間・作業時間及び温度・湿度などの条件が作業能率にどのような影響 をあたえるか?検証した結果、そのような条件と生産性の間には、またも相関関係 はなかった。

  実験の間は客観的な条件が悪くなっても良くなっても生産性は上昇し続けたのです
  実験中は被実験者たちが、誇りを持って仕事に取組み、実験に対して好意的な感情 を抱いていたということだったのです。
  結果として作業条件の善し悪しに関わらず自主的に作業すれば生産性が上がること が判ったのです。
3.面接実験
1)従業員の行動や態度は感情に支配されており、感情と切り離しては考えられない
2)従業員は感情を合理化したり正当化したりする傾向がある。

面接実験の結果、個人の態度を考える場合独立した個人としての感情を考えるだけでなく、過去の社会経験を踏まえて理解することが重要であることが判ったのです。

4.職種の異なる14名の作業者に監督者のいない実験室での作業実験
1)あまり仕事に熱心であってはいけない。
2)あまり仕事を怠けてはいけない。
3)他人の迷惑になることを上司に喋ってはいけない。
4)あまり他人におせっかいをしてはいけない。

こういったことから集団内には独自の感情体系があり、この体系はグループ全体を統制していることが判明したのです。
また、組織の要員は会社の規律に従うだけでなく、自然に発生する職場の共通の感情に従って行動する社会的な存在であることが判ったのです。
  今日の報告は時間の制約上「たこつぼ」討議(1人ずつ順番に報告で質問なし、報告したら終わるまで待つ)だったので少々物足りなさはありましたが、全員真剣に発表していました!
ただ、誰もが他人の発表を聞き流して「メモ」していなかったことは残念〜でした。

「やま」は現状の経済状況に対する「危機感」を抱いているのかなぁ〜!?と不安感を覚えました!第一線監督者としての戦略(何をしたらいいのか?)が無いのかな?
与えられた仕事に振り回されている???
本人は一生懸命頑張っている積りでも結果は空回りかも・・・
そこで「やま」の提案です!「部下に任せる勇気を持とう!」部下に任せればその分自分の時間はいくらでも生まれます!今、自分の役職が「係長」であれば、課長・部長になるためには何をしたらいいのか?を勉強すべきです!

しかし、今の仕事をすぐに部下に任せるのは無責任です!十分な準備が必要です!
それは「仕事の棚卸」をして、その手順を決めてから任せるようにしましょう!

「仕事の棚卸」の仕方の手順

1.様式の設定(縦軸に仕事・横軸に日付1日〜31日)
2.仕事の分類:毎日する仕事・週1回する仕事・毎月1回する仕事・半年・1年)
   に先ず「頭の中」にある仕事に分類します。
3.実際に作業をして、「頭の中」に無かった作業を追記します。
4.1〜3項が出来たら、毎日どの作業が何分かかったか?作業項目ごとに時間を記  入します。
5.1ヵ月(作業により1〜2週間)経過したら作業項目ごとに時間を集計します。
6.5回分測りその集計結果の各作業の平均値を算出し、「標準時間」にします。
7.各作業の手順を決めます。(文書化出来れば最高!)

「仕事の棚卸の狙い!」

仕事の棚卸が終わったら「部下や新人に仕事や作業を任せ」自分は一段上の仕事や作業をするようにしましょう!!!
  環境が厳しくなっている今「どこの会社にも負けない体質」を造り上げることが一番
必要です!その基本的な項目は「3S」の徹底だと「やま」は思います!
「3S」を徹底して各社の「強み・特徴・売り」を造りだして欲しいものです!!!
  肝心なことは、「経営に結びつく」「3S」活動であって欲しいことです!!!

こで表現力について勉強したいと思います。

「表現力を高める3つのポイント」

1.書く力=文章構成力×言葉の種類の多さ
  1)文章構成力: 序論・本論・結論?を書き慣れる。
  2)言葉の種類の多さ : 本を読む
2.表す力=心から想う×表現の豊かさ
  1)心から想う : 聞く人の立場に立つ
  2)表現の豊かさ =ボディランゲージ(手・体・笑顔)
3.話す力=話す内容×話し方+間(ま)
  1)話す内容 : 事前の充分な準備
  2)話し方 : 発表時間を守る徹底した練習
  3)間 : 話の途中タイミングを見計らって0.5〜1秒黙る
  「経営理念は会社の憲法です!!!」

社訓・社是など経営理念を表す言葉は色々ありますが経営理念は会社の憲法です。
船で言えば羅針盤であり、山登りでは磁石の向きです。
バブル全盛時に「理念なき経営」で利益のみを追求することがもてはやされましたが、それは道なきジャングルに入り込む様なものです!
経営理念は「会社の全体像や方向性」を表し示すことで従業員の一体感やコミュニケーションを良くするものとして役立ちます!
一般的には「顧客満足」など抽象的・定制的な言葉で表します!
近年毎日朝礼時に唱和する会社が増えています!・・・不況な時こそ唱和を・・・

「経営理念」「経営目的」「経営目標」に展開されます!

「経営目的」は
1)成長性:継続的繁栄!
2)収益性:適正な利益の確保!・・・(財)漢字能力検定協会は儲け過ぎ???
3)生産性:効率的な付加価値生産性の製品・サービスを顧客に提供する!
4)安定性:環境変化へのフレキシブルな適応!
5)社会的責任:経営責任・従業員福祉責任・社会貢献・納税義務など!

「経営目標」は
経営目的を具体的に数値で表したものです。

さ〜てと・・・今日「やま」の会社の決算結果が判りました!!!
創業13年(法人化して5年)で皇紀2668年は最高でした!
今期はスポットやピンポイントの仕事が無ければ・・・ダメでしょう?
不況になると「3K」を縮小する企業が多くなるので・・・他社がやらないことを実施して「差異化」するには今こそ「3K」に取り組むべきですが!!!

「3K」とは「教育費」「交際費」「交通費」のことです。
  「経営戦略」と「経営戦術」

戦略の定義は「何をしたらいいのか?」
戦術の定義は「どうしたらいいのか?」ですが、
経営戦略は経営者が意思決定し、中長期的な計画を立て全社で構造的に取組むことで
経営戦術は経営者の意思決定を受け、短期的・部門的・局面的に取組むことです。

又、経営戦略としての体系は 1)事業構造の戦略と、2)競争戦略
に分けられます。詳細内容は勉強して下さい!

「経営組織の基本」
組織設計の基本原則は先日述べたように「マネジメント3原則」と「経営管理の4原則」がベースになります。
「組織の形態」
1.ライン組織:命令統一性の原則を重視した組織で社長・部長・課長・ 係長・一般の階層による中小企業の一般的な組織です。
2職能的組織:ファンクショナル組織とも言われ「専門家の原則」を重視
  した組織で職能別の組織で複数の管理者の下に作業者が位置する組織です。
  従って、命令・指示系統が混乱することが生じます。
3.ラインアンドスタッフ組織:ライン組織をスタッフ組織が補佐する組織で、
  専門家の原則命令統一性の原則を組み合わせた組織で大 企業で一般的に採用している組織です。
4.事業部制組織:上記の1.2.3項はトップマネジメントが全ての権限を持つ 組織であるのに比べ事業部組織は「事業部に権限を委譲」させた分権型の組織です。
  1〜4のどの組織形態もメリットとデメリットがあります。中小企業の100人
未満の会社には「やま」は1か2を推奨致します。
  さて、今日は「儒教における五常とは?」についてです!!!

儒教における五常とは?「仁・義・礼・智・信」のことです。
1.仁===思いやり(情け深く、思いやりの心を持つこと!)
2.義===善悪の判断(何が正しいかを見極める・人としての正しい道・道理!)
3.礼===尊敬すること(社会生活上定まった形式・制度・儀式・作法など!)
4・智===的確な判断(物事を良く知り、わきまえていること!)
5・信===嘘のないこと(まこと・嘘を言わない・人を疑わない!)

従って「仁義なき戦い」とは?思いやりも無く、善悪の判断も無い戦いのことです!
  今日は「T.E.」について述べます!

T.E.(Industrial Engineering)はインダストリアル・エンジニアリングを略したもので生産技術・生産工学・経営工学などと言われ主に製造部門の技能・技術分野の手法・技法と思われていますが事務分野の方が、より効果が(4〜8倍)あることも実績としてあります。
T.E.は狭義・広義に亘り色々な手法・技法があり88種以上あると言われています。又、知識を活用して知恵に変える手法・技法でもあります。
T.E.を学ぶ上で重要なことは「改善・改革」とは何か?「ナゼ必要なのか?」を
正しく理解することが大切です。

このブログでは生産現場のT.E.について解説します!6回以上読んで下さい!!
心理学上6回読むと約2/3は理解できるそうですので・・・先ずはじめに!
生産現場でのT.E.とは生産の3要素(人・設備・材料)と方法(やり方)の4Mを効果的に活用する自然科学に近い技術で次の式で表現されます。

E・IE=(P・IE+Tc・IE+MM・IE+Tn・IE)HF乗

E・IE =効果的なIE
P・IE =IEの哲学・思想                         
Tc・IE=IEのテクニック(手法・技法)
MM・IE=IEのモーション・マインド(感覚+能力+習慣化)
Tn・IE=IEのテクノロジー(固有技術)
HF乗  =ヒューマン・ファクター(人間特性)
ちょっと難しかったかな?
■倒産の多い時代に勝ち残るには!

1)真の危機感を持って貰いたい!

2)トップが危機感を持たないと絶対ダメです!会社が潰れる、従業員を犠牲しなけ ればならないかも知れない!そういった本当の切羽詰まった危機感を・・

3)これから間違いなく仕事量が減りますヨ!「やま」は20年来経済の勉強をしていますが、こんなに急激に落ち込んだことは過去になかったです。

4)大体3〜4年に1回位の間隔で不況が来ます!過去50年で7回の大不況がありました。

  1)73年:第1次オイルショック
  2)79年:第2次オイルショック
  3)85年:プラザ合意による円高ショック
  4)91年:バブル崩壊
  5)97年:アジア通貨危機(銀行・証券会社の倒産)
  6)01年:米国同時多発テロとTTバブル崩壊
  7)08年:サブプライム・ローンとリーマンショック

4)項以外は全て海外発の不況でした!

2.世間の常識に合わせる!
  ・社内の常識だけで判断しないで世間の常識に合わせる!

3.グローバルな目で業界の動向を見る!

  ・社内と社外の中間に位置して、社内では技術・技能を磨き、いつでも社外から
   我社を眺められるようにする。

長くなりますので今日はお終いです。点下の中で「蚊」が生きています!
どこで「環境変化への対応」を学習したのでしょうか?


■倒産の多い時代に勝ち残るには?(その2)

4.どんな困難や環境変化にも挑戦してやり抜こう!
1)困難なことに挑戦しましょう!不可能なことはできないので「何をすべきか?」
   困難なことにチャレンジしてやり抜こう!
2)入院中窓のガラスと網戸の隙間に氷点下にも拘らず「蚊」が飛んでいましたし、  雲は風の流れで常に形を変えていました!
   昆虫や自然現象は環境変化への対応を当たり前のようにこなしていました!

不況の終わらない経済や景気はありませんので、兎に角、簸るまず!諦めず!勝ち抜きましょう!!!

「やま」個人の推理ですが、現状は大企業が減益・減収で在庫が貯まり急ブレーキを
かけているから、中小企業の仕事量は減っていますが、3〜5ケ月後には在庫がなくなるため(売上がゼロになった訳ではなく・・・減っているだけですから)必ず仕事は出てくる筈です。多くはないけれど・・・

■倒産の多い時代に勝ち残るには?(その3)

5.当たり前のことを率直に徹底してやる!
1)手抜きをしない!
2)基本を知って全ての「本質」を学ぶ!

6.犠牲を伴わない改革をする!

1)経営状態が悪いからと言っての「従業員削減」や「賃金カット」はでき得る限り
   行わない!
2)社内の中でいかに「時間をお金に変えるか?」を考え実行する!

「やま」の推理:続き(その2)

昨日3〜5月後に必ず仕事が出てくると述べましたがそれは良い意味での「デフレ」で、原油・材料の値下がりもあり、売上高や利益率が低くなると思われます!
そのあと、悪いデフレに突入するかも知れません!

他社に負けないためには、他社の真似のできない「コストダウン」が必要です。
頑張りましょう!!

午後からの会社訪問の件は・・・減収・減益で従業員のモチベーションが下がり、社長様は凍りついて。。。「人件費削減」を余儀なくされていました。
「やま」は「従業員削減は行うべきではないと」考えています!

「従業員削減」は従業員や従業員間に心の傷が残り、来るべき好景気の時、会社にどれだけの技両・技能を持った人が残っているか?求心力が働くか?疑問に思えます!工場や事務所は2〜3ケ月間閉鎖しても、従業員は守るべきです!

「1時帰休制度」や「産業活力再生特別措置法」(産業再生法)など国の助成金を有効活用し、資金繰りをして現状を生き延びる策が必要と思います。

■倒産の多い時代に勝ち残るには?(最終回)

7.今が最高の景気と判断し、スピードのある決断を行おう!

1)ここ1〜2年は今より景気が良くなることは無いと判断しよう!そうしないと何の改革も改善も進 まなくなります!
2)景気が良い時は儲かるのが当たり前!不景気な時に儲ける体質を造ろう!

8・世の中の変化を正しく判断しよう!(グローバル的な眼力で・・・)

1)日経平均株価が昨年の10月から5ケ月も8000円を挟んだ動きをしている。しかし不景気ばかりは続きません!!!必ず良い景気は来ます!・・・が、今迄とは違う様相になっていることが想定されます!

仕事量が半分になったらコストを半減して今迄と同じ数を売る?たとえば琵琶湖が干拓されて工場や農地に・・・など、そのような突飛も無い晴天の霹靂が・・・国民が過疎地に出かけて農作業や漁業をするとか?

いずれにしても、株価が1万円を超えないと・・・景気は動かない!あと1〜2年
は辛抱しないと・・・おそらく米国の打つ対策が世界を動かすでしょう!!!

2)今、何をすれば良いのか?それをどうすべきか?判断し決断しましょう!
  (環境関係とかナノテクとか・・・)

9.仕事の本質を見極め学び、基本的なことを知ろう!

1)仕事の本質は社会に役立つことであり、利益の大きさは社会貢献の大きさに比例
   するんです!
2)基本的な事やあるべき姿(目標・基準・標準・ルールなど)がキチンと決まって  いれば、問題が発生しても解析・分析できるでしょう!

10.不況になると時間が余ってきます!時間を活用しましょう!また、時間をお金に変えましょう!

1)今のうちに、時間の活用「改革・改善や教育訓練」をして「コストダウン」や
   「スキルアップ」に努力しましょう!
2)直接作業より間接作業に的を絞って改善する絶好のチャンスです!

この10項目は去年(20年11月20日)「やま」が「かごしま企業家交流協会」で講演した時の内容をアレンジしたものです。
  先読みの出来ない現状は勉強する絶好のチャンスです「時間を能力に変える」ことに心がけるべきでしょう!

1)自分の能力を上げるには月1冊〜2冊の本を読むことが近道です。知識を養うことが大切だと思います。

2)経営能力を上げるには「徹底した3S活動」をお勧めします!!!
「お金で買えない競争力」をつけるには「3S活動」が1番です!

3S活動は高い技術力も経験も必要なくコストも問わない、自社独自の活動で簡単に他社に負けない、効果の出る活動だと「やま」は信じて疑いませんし、沢山の実績をも確認しています。

3)お金で買える設備や材料では真の競争(走)力にはならないと思います。この不況時代には、同業社が自社以上のお金を出して設備を導入しても、限られた仕事量ですから差異化は難しいでしょう!

だから、お金で買えない「心の3S」で造り上げた企業体質は真の競争(走)力になると確信しています!!!
「叱る」とは?

ルールや標準・基準決めなければ「注意」することも「叱る」こともできません!
お婆ちゃんに注意できなかったのは電車の中で「化粧してはいけない」という「ルール」が無かったからですよネ!
「叱る」の意味は「説得」して「納得」させることでしょう!

順番ですが「注意する」「叱る」「怒る」の順で「怒る」は感情が入るので最後の手段
です!「注意する」「叱る」までにしましょうne!

「叱り方術その1」

以前にもこのブログで紹介しましたが、この不況で自分自身のこともあり、叱りたくても叱れない上司が増えています!

管理・監督者として「嫌われる・馬鹿にされる・・・遂には辞められる」などから

1.叱るのをためらう!
2.叱っても効果が無い!

の理由が多いように「やま」は感じます!

叱るためには上司としての力量が必要ですが・・・先ず!

1.ルールを守らせる。(ルールが無い時には組織として決める)
2.マナーを守らせる。

ことが必要条件でしょう!

「叱り方術 その2」

「注意する」と「叱る」と「怒る」を分ける。

1)「注意する」はルールやマナーを守っていない時に指摘する。

2)「叱る」は注意をしても、更にルールやマナーを守っていない時に「相手のことを想いながら」何とかしてあげたい気持ちで「説得して」「納得」するまで話し合う。

3)「怒る」は相手が前項1)・2)でも納得しない時相手の辞職を覚悟して怒る。

   「怒る」は読んで字の如く「心即ち感情」が入るため、怒る前に深呼吸をして
   数秒時間を取る!それでも治まらない時は、自分の気持ちが治まるまで待つ!!
  
●つまり、でき得る限り「怒る」は避けることが望ましい!!!

「叱るその3」「叱るの5ケ条のご誓文」

1.叱る内容が相手に判るようにする。
2.短時間で必要内容のみをビシっと叱る・
3.全員の前でなく一人だけ呼んで恥をかかせない。
4.先ず褒める。
5.ナゼ呼び出したのか?の理由を言ってから、注意して叱る。


「叱り方術その4」

1.叱るための前提条件として「感謝の心と信頼関係」があります。
2.信頼関係は「褒める」で始まります。
3.褒める・叱る・怒るの割合は「90:9:1」と言われています!

叱る場合は日頃から相手の良いところをウォッチングやヒヤリングで探し、見つけ出しておくことが必要です。そうでないと「叱る資格」は無いと言えるでしょう!

褒めることで相手との信頼関係が生まれ、叱られる側も納得して叱られ、叱る側も論理的に叱れるのだと「やま」は信じています!

「叱り方術その5」

「やま」がよく使う「褒め言葉10ケ条」

  1.凄いですねぇ〜!
  2.気合いが入ってますねぇ〜!
  3.いい考えですねぇ〜!
  4.素晴らしい!感動しました!
  5.カッコいい!ビックリしました〜!
  6.このやり方いいですねぇ〜!
  7.どうやったんですか?教えて下さい!
  8.素敵ですねぇ〜!感激です!
  9.ベリーナイス!Goodです。
10.これ!いいですねぇ〜!パクっていいですか?

まだまだ、20〜30はありますが多すぎても・・・

「部下に嫌われても慕われる上司の叱り方術」

昨日「褒め言葉10ケ条」を述べましたが、「褒める」ことは簡単ですが「叱る」
ことは難しいですよネ!!!
口先だけで褒めたり叱ったりしても、相手の心を打ちませんから、本気でなければなりません!

そこで上司が部下を叱る時の前提条件として

1.「パンチ」And「ハグ」!?「殴った後に抱きしめる気持」を持つ余裕が必要です。

2.「褒める」にしても「叱る」にしても「普段からのコミュニケーション」は欠かせません!信頼関係なしでは「褒める」ことも「叱る」ことも出来なくなりますからネ!

3.上司は部下に対して、この人の言うことは「聞いておくべき価値がある」
と日頃から思わせる努力が必要です。

「部下から嫌われても慕われる叱り術その2」

1.叱っても良い価値のある部下を叱る。

部下を叱ると言うことは自分の活力を与えることだと思います!活力を与えるからには叱るべき価値のある部下でなければ意味がありません!

2.ミスした結果を叱るのでなくプロセスを叱る。

起きてしまったことは、絶対元に戻せない訳ですから、どうしてそのようなミスが発生したのか?5W1Hでプロセスについて叱りましょう!

3.大きなミスより小さなミスを叱る。

大きなミスを部下に対して叱ることは自分を叱るようなものです!小さなミスを叱る
ことは発生した問題を小さなうちに消し止めるし、部下のショックも小さくて済むでしょう!
  「リードタイム」を決める「3つの条件」

1.整流化
1)造る流れのルートを決める
2)ルートごとの期間を決める
3)前工程を特定できる

2.順序生産
1)投入した順に完成させる
2)飛び越しや追い抜きはしない
3)不要な工程も通す

3.総量規制
1)工程間の仕掛量は常(ある幅)で一定
2)全工程の総量を決め、オーバーすればライン(作業)をとめる
3)総量を規制するツールを使う(SPH・SPDなど)


「リードタイム」を守る3つの条件

1.P順守:予定の計画量を完成しきる・時間でなく、量で管理する
2・平準化:量(計画系)と品種(実行系)の平準化
  1)特定の品種や機械に偏らないようにする
  2)ロットサイズを揃える
   (大大大中中中小小小の順でなく大中小の繰り返し)
3.1の単位運搬:1個・1箱1台車・1ロットなど
  1)後工程引取り
  2)運搬のサイクルを決める
  3)現物と情報が一緒に動く


「リードタイムを短縮する3つの条件」

1.小ロット化 :細く(ロットサイズを小さくする)
2.工程結合 :短く(工程を結合する)
3.仕掛削減 :速く(工程間の仕掛数を削減する)
  「なぜ仕掛や在庫は悪いのか?」

1.金利負担が増大する!
2.倉庫が必要となり、場所が要る!
3.取り置きや運搬のムダが発生する!
4.余分な管理費用(倉庫管理者など)が発生する!
5.部材の先食いで欠品が発生する!(帳票上では在庫があるのに・・・)
6.電気・ガソリン・エアーなどエネルギーの浪費となる!
  ムダ工場とは?

・ムダ工場の例
1)製造リードタイムが長い
2)工程間仕掛が多い
3)まとめ造り・多台持ち
4)ムダな歩行や運搬が多い
5)単能工の人ばかり
6)機械:M/C・高速・大型・高価

良い工場は1)〜6)の裏返しです!


■今すぐ必要な3つのムダを無くそう!!!

ムダとは?===付加価値を生まない作業をすること
1)方法(やり方)のムダ:より良い作業を選ばないムダ=作業手順・運搬・工具・
  材料・在庫など
2)ムダ作業をするムダ:価値を生まない作業をするムダ=仕損・手直し・や り直し・探す・運ぶ・取り置きなど
3)手待ちのムダ:仕事をしたくても人・設備・材料がないムダ=加工待ち・設備待ち・材料 待ち・監視作業など
  人間は生まれる時「親」も「性別」も「能力」も「容貌」も選ぶことが出来ません!
会社では「部下」は「上司」を選ぶことが出来ません!

また、最近では残念ながら、家庭や学校での道徳教育が不十分な場合が多く「躾」・「仕付」・「情操教育」が不足しがちです!

そのような中で育った人が入社してくる訳ですから、会社で教育することが必要になります。

人間には次の「3つの悪習慣」がありますので経営革新をする場合次の3つを乗り越えることが不可欠でしょう!!!

1)人は新しさに抵抗する!
2)人は変化に抵抗する!
3)人は批判に反発する!
  今、ナゼ革新活動が必要なんでしょうか(1)???
1)企業の勝ち残り競争が激しい!
  ・会社の永続的繁栄と従業員の人間的生活の維持向上・社会への貢献など・・・
2)自由経済は繁栄するのも衰退するのも自由である。
3)自社だけが苦労しているのではない!同業他社も頑張っている。

給料は沢山欲しいし、家も欲しい、酒も飲みたい、旅行もしたい、家族も守ってやりたいetc.
そのためには常に最大の生産性を実現する活動を永遠に続けなければなりません!!

だから、革新活動が必要なのです!!!

革新活動に必要な3つの理由

1.歩みの鈍ったものは追い越される!
2.立ち止まったものは踏みにじられる!
3.停滞は衰退と死の始まりである!

革新活動を繰り返し、「歩く」から「走る」体質へ変身し、どんなことがあろうとも
「絶対負けない体質」を創造するべきと思います!

革新活動は「誰のために」するの?

1.自分 2.社員 3.会社 4.株主 5.顧客 6.購買先 7.社会
「プロの管理術(11)」革新活動編

仕事は案外つまらないことをやっている!

1)皆で協力しあって職場を創造し革新する!

2)アイディアは足し算で考える!

3)他人のアイディアは絶対批判してはならない!

「プロの管理術(12)」革新活動編

「トップの想い以上」に会社や職場は良くならない!

●トップとは一般的に次を言います。

1)会社では社長・学校では校長・病院では院長など 
2)事業部では事業部長・工場では工場長など 
3)各部門では部門長(部長・課長・係長・主任・リーダなど)


●トップは振れない「筋の通った意思決定」が必要です!

1)一般的に各部門毎に「違う見方・考え方」がありその見方・考え方は各部門のトップの意思や思想で大きく変わります!

2)よく言われる言葉に「社長の想い以上に会社は大きくならない」があります!
それと同じで「トップの想い以上に職場は良くならない」でしょう!

3)革新活動を進める中で色々な「抵抗・批判や問題」が浮かび上がったり噴出しますが問題解決には「トップの熱き想い」が一番大切と思います。

今月の7日に始めた「プロの管理術」革新活動編は、あと2回で終わりです。
次は「プロの管理術」第2弾「3S活動の導入編」です。

「プロの管理術(13)」革新活動編

現場の管理・監督者に必要な「2つの知識」

1.仕事を遂行するため必要な知識

  1)4M(人・設備・材料・方法)や工数による日程計画など製作に必要な技術・技能及び作業手順などについての知識

  2)職責の知識(管理・監督者としての必要な責任と権限)
職務分掌や業務分掌で与えられた管理・監督者としての必要な責任と権限の知識で会社の情報や方針を基に就業規則・安全衛生規則・職制及び労働協約などに従って仕事をするための知識

「プロの管理術」革新活動編(最終章)

14.「言ってはならない6つの禁句!」b>

1.経営者が「言ってはならない3つの禁句!」

1)時間がない!=ムダが多いから時間が無いのです!
2)人がいない!=人がいないのではなく、人を育てていないのです!
3)お金がない!=会社にはムダなお金がいっぱい落ちています!
  会社の中はダイヤモンド鉱脈と埋蔵金でいっぱいです!探して掘り当てましょう!

2.管理・監督者が「言ってはならない3つの禁句!」

1)マッいいか!==中途半端な妥協は革新活動失敗のもとです!
2)しょうがない!=諦めずにナニをしたらいいか?を考えよう!
3)出来ない!===出来ない言い訳を考える前にどうしたら出来るかを考えよう!
  「プロの管理術」(3S活動導入編・その1)

今ナゼ3S・5Sをするのですか?

1.3Sの目的は?(先ず安全第一・安心して仕事ができる)

1)安全な職場を造る!
2)快適な職場を造る!
3)効率的な職場を造る!

2.3Sの対象順は?(順番が大切です)

1)場所
2)モノ
3)情報
4)こころ

「プロの管理術」3S編(その2)

1.3Sの狙いは?
1)見た目にきれいな職場を造るのではなく
2)効率の高い職場を造ることです!

2.効率の高い職場とは?
1)職場には「今要るもの」しか置いてない!
2)定位置・定量・定方向が決められ表示・標識がされている!
3)人の動きにムダが少ない!

「プロの管理術」3S編(その3)

仕事の効率化===3Sは「ムダ」を省いて「余裕」を造る手法です!

1)ムダとは?ムダの定義
・ムダとは===価値を生まない・誰の役にも立たない作業のことです!
・ムダには必要ムダと必要でない本当のムダがあります!
・まず必要でないムダに着眼しましょう!

2)仕事のように見えるムダを徹底して省きましょう!
・ムダな運搬はないか?
・ムダな歩行はないか?
・ムダな検査をしていないか?(チェックシートの見直しをしているか?)
・造り過ぎて仕掛品が工程間に置いてないか?

3)ムダを見つけるモノの見方・考え方を身につけよう!(モーション・マインド)
・問題が発見出来て気になってならない感覚!
・問題が発見出来てそれを解決できる能力!
・問題が発見出来てそれを解決できることが習慣化する!

3Sを始める前にこのような「モノの見方・考え方」を習得しなければ、3Sは成功に導けないと「やま」は思っています。
  今日は(社)京都工業会様主催(経営者懇話会?)の「中小企業見学会」が共進精機(株)様で開催されました!
当社は「やま」が今迄支援してきた会社の中でも、10本の指に入る優秀な会社です。

「3S」を支援して7年経過しましたが・・凄いところは改革や革新に対する違和感や「やらされ感」がなく、良い意味で、グループ毎の競い合いが自然発生している所です!「内発的動機付け」が出来ているのかナ!?

その証拠が見学後に行われた見学者の発表や意見に顕われていました。
共進精機(株)様の工場見学を「やま」は自信を持ってお薦めします!
  ■「プロの管理術」復活???は今日から暫く動機付けについてです。
動機付けには色々な説がありますがその中から「内発的動機付け」について・・・

「内発的動機付け」とは好奇心や関心で自らがやりたいと思う!賞罰に関係ない動機付けです。

例えばゲームやギャンブルに夢中になっている時は、完璧に「内発的動機付け」状態です。ゲームに夢中な子供に「やめなさい!」と言っても、やめずに続ける。

パチンコに夢中になって車の中に子供がいることを忘れて・・・ちょっと悪例か??

「やま」も10代〜20代にかけてクラシックギターやバンド演奏に魅かれてバイト
をしたものです。月4回のバイト料が以前の会社の給料より多くてその道に職業を変えようかなぁ〜と何度も思ったことがありました!!!

完全に「内発的動機付け」状態でした。ではナゼその様になったのか!?

自発的動機付けをどのようにしたらできるのか?

主な要素は次の通りと「やま」は考えています。あくまでも「やま」の経験知ですので決して押し売りはしませんが・・・

1つ目:外部環境から与えられる刺激

1)目的や目標
2)感動したことや嫌なこと 

例えば、嫌と思っている人から受ける誹謗・中傷には聞く耳を持たないけど好きと思っている人から受ける誹謗・中傷には納得してしまう。
増してや励まされたり、褒められたりしたら「もっと頑張りたくなる」のではないでしょうか!?
目的や目標も同じでしょう!

2つ目:やれば出来ると思う 

人間は失敗を怖れて・・・出来ないと思っていると本当に出来なくなってしまいますが、出来ると思えば自然に取り組んでいるし、出来てしまうのではないでしょうか!
「3S」「経営革新」などなど・・・

3つ目:自分で決める

自分で決めるとは、本人が「やるべきこと」を決めて行動することですから必然的に行動しているのです。

本人が「やるべきこと」を決めていない場合は「やらされ感」や「強制感」があるため自分からは行動しないでしょう!

この3つの要素が揃えば、内発的動機付けが出来て自然に勝手に行動するでしょう!

「人間の3つの悪習慣とは?次の3つです!!!


1.人は変化に抵抗する。2.人は新しさに抵抗する。3.人は批判に反発する。

改革・革新を進めるときは、この3つを乗り越えなければ実現できません!!
2009年
10月
21日
「やま」の一番の心配ごとは、経営者が不況慣れして、改革や革新に目を向けず仕事量確保に懸命になることです!!

今は仕事量確保も重要ですが、製造業であればリードタイムの短縮をして顧客満足を得ることと、生産性をUPして品質を上げ、会社の命とりになりかねないクレームを
出さないことが、より重要と「やま」は考えています!!!
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