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大山先生ブログからの学び D

大山先生ブログ >>> やまちゃんの3Sをベースにした経営革新  
 ARDENT会員企業は自由に御活用ください!:大山先生許可   @へGO  AへGO  BへGO  CへGO
2010年
4 月
26 日
新シリーズを掲載しますのでお楽しみに
2010年
4月
28 日
<<正しい仕事とは?>>

正しい仕事とは?

1.仕事を展開すると

仕  事
工程1        工程2    工程3    ・・工程n
作業1+ 作業2 作業1+ 作業2 作業1+ 作業2    ・・作業n
動作1+動作2 動作1+動作2 動作1+動作2  動作1動作2+動作n

  1)仕事は工程に展開される。
  2)工程は作業に展開される。
  3)作業は動作に展開される。
  4)動作は最小単位となる。

2.正しい仕事が出来ない。

   個々の仕事は一般的に
  1)作業標準や作業手順通りの仕事をする。
  2)上司や先輩に指示された通りの仕事をする。
   ところが、仕事の出来栄えを見ると作業者によって異なり、「正しい仕事が出来ていない」 
   のが実情です。
  では、なぜ「正しい仕事が出来ていない」のか?理由を分析すると、次のようになります。

「正しい仕事が出来ない」理由の分析

                       要 因               対 策        
正しい仕事を 知らない      ・正しく教えられていない      教育・訓練
                      
正しい仕事が出来ない       ・問題が判っていない        問題解決        
                     ・要因が判っていない        要因解析
                                      
正しい仕事は知っている      ・やらない               動機付け
                    ・やれない               訓練・指導          
                    ・ポカミス                ポカヨケ        

3.正しい仕事をする。

正しい仕事をする3要素

1)自分の仕事の結果の良否の判断が出来て、良いことを確認してから次工程に渡す。
2)仕事の結果、不適合が発生したらナゼ発生したか?工程解析や要因解析が出来る。 
3)工程解析や要因解析の結果に対して、対策の実施が出来る技能と技術を持っている。
2010年
5月
10日
<<?ISO9001で使われる用語のやさしい解釈>>
   (著作権法により、無断での複製、転写等は禁止されております。)
ISO9001(品質マネジメントシステム)で使われる用語は、英語はもちろん、日本語でも判りにくい用語が多いため、その用語をやさしく解釈する文書を作成しました。
ISO9001を理解するため、是非、活用して下さい。

        D改訂:2010-05-09 株式会社 OYM 代表取締役 大山 繁喜
NO.  用 語     や さ し い 解 釈
1   サービス     顧客の要求を満足させるための活動。
2  トレーサビリティー  部品や製品の履歴や所在を記録によってたどること。
3  プロセス(工程)  材料を人や設備で様々な方法で製品に変えること
              (入力を出力に変換する活動)
4 プロセスアプローチ  活動と関連資源がプロセスとして管理される時、結果が効率よく達成されること。
5 マネジメントレビュー 年1〜2回実施する。品質方針・品質目標がキチンと守られてれているか?社長が品質マネジメントを公式に評価すること。
6インフラストラクチャーa)建物、作業場所及び関連するユーティリティ(電気、ガス、水など)
   b)設備(ハードウェアとソフトウェアとを含む
   c)支援業務(輸送、通信、情報システム)・・・などを明確にし、提供し、維持すること。
7 システム   材料を人・設備で様々な方法で製品に変えるまでの仕組みのこと。

8 マネジメント   運営管理・運用管理のこと。(組織を指揮し、管理するための活動)
9 コミットメント   経営者による方針及び目標を達成するための決意表明
10 リーダーシップ   組織の目的と方向を一致させ、組織の人達が目標を達成することに参画できる内部環境を創り出し、維持する能力。
11 レビュー   見直し。(目標を達成するため、適切性・妥当性及び有効性を判定すること)
  <<ISO9001のやさしい用語の解釈その2>>

12 外部で作成された文書 顧客から拘束を受ける文書(一般的に文書管理番号のあるもの)
13 監査 要求事項や手順が満たされている程度を記録で判定・評価すること。
14 内部監査人 監査を行う知識と技能のある人。    
15 管理責任者 経営責任者から、規定要求事項を実施し、維持する責任と権限を任命された人。
又、外部との連絡窓口。複数人でも良く、経営責任者自身でも可。
任命書があると良い。
16  規定要求事項
1)規格要求事項(ISO,JISQ) 
2)顧客要求事項(注文書、仕様書、図面など)
3)規制要求事項(PL法、電気安全法、消防法などの法令・規制での要求事項)
4)製品要求事項(組織が必要と判断する要求事項)
  <<ISOの判りやすい用語の解釈3>>

17 客観的証拠: あるものの存在又は事実を裏付けるデータ。
18 供給者: 購入先・外注先(製品や部品を提供する組織又はひと)
19 記録: 実施された結果が書いてある文書及びデータ(改訂のないもの)=エビデンス
20 計測器のトレーサビリティー: 1)検査成績書 2)校正証明書 3)トレーサビリティー体系表
ティー3点セット
21 経営資源: 1)要員 2)財源 3)設備・施設 4)技術・技法 5)情報 6)時間
  <<ISOで使われる用語のやさしい解釈4>>

22 継続的改善 要求事項を満たす能力を高めるために繰り返される活動。
23 検査 規定要求事項と比較して合否を判定すること。(記録が必要)
24 検証 規定要求事項が満足されていることを客観的証拠(記録)で確認すること。
25 顧客 製品を買ってくれる会社や人。
26 顧客所有物 顧客からの支給品で知的所有権を含む。
27 顧客満足 顧客要求事項が満たされている程度に関する顧客の受けとめ方。
28 工程パラメータ 助変数(2つ以上の特性の指標・母集団の平均値やバラツキ)=データを採る。
29 工程内検査 製造段階で実施する検査(出荷検査を含む)モノで確認する。記録が必要。
30 購買製品 購入品・外注品
31 購買製品の検証 購入品・外注品の受入検査(モノで品名・型式・数量・外観などを確認する)。
32 購買プロセス 購入先・外注先が当社の要求事項に適合した製品を供給できるか?評価・選定及び再評価の基準を定め、その結果の記録を残す。
33 最終検査 受入検査・工程内検査が終わっていることを情報で確認する。
  <<「ISOで使われるやさしい用語の解釈5」34〜40>>

34 作業環境 規定要求事項への適合に影響する環境(証明・温度・湿度・空気・水・音など)
35 自主検査 目視・指触などで行う「作業」の検査。(記録はあっても無くてもよい)
36 識別 誰が見てもすぐに判ること。

       ISO9001で使われる用語のやさしい解釈
              (著作権法により、無断での複製、転写等は禁止されております。)
   
NO.      用 語 や さ し い 解 釈
37 修正 検出された不適合を除去すること。
38 修理 1度は適合品であったが、不適合になった製品を使用できるように修復すること。
39 処理 始末をつけること。終わらせること。
40 処置 原因を探しだし、再び起こらなくすること。
2010年
06月
16日
<<久し振りにISOの判りやすい用語の解釈6>>41〜45

41 製品 加工(プロセス)の結果
1)サービス  :運送
2)ソフトウェア (例:コンピュータプログラム、辞書)
3)ハードウェア(例:エンジン機械部品)
4)素材製品(例:潤滑剤)
42 組織 会社、事業所、団体など。
43 情報 意味のあるデータ。
44 仕様書 要求事項を記述した文書。
45 適合 規定要求事項を満足していること。
2010年
07月
12日
「人の育て方その1」

1.基本的に、人を育てるには7割褒めて3割叱るのが基本です。
   褒められて悪い気持ちを抱く人はいませんから!
2.叱るには「守るべきルール」を決めておかなければなりません!
   「守るべきルール」が無ければ叱るどころか「注意」も出来ませんから・・・
3.どんなに「ルール」を守らない従業員でも必ず長所はありますので
「その長所」を褒めてから「注意」して「叱る」ようにすると「ルール」を守るようになります。
  <<「人の育て方その2」>>

国内外の環境が著しく変化する中で人を育てるには
1.教育する人(上司)が教育される人(部下)の能力を発揮するために、現状の環境変化の中でのニーズを把握し、実践の場で良い経験を与えることが必要です。
2.出来る部下を育てるのではなく、「気づく人」「前向きな人」「ルールを守る人」を育成することが必要です。
3.人財は企業にとって最も重要な経営資源であるため、部下の欲求を実現できる能力を身に付けさせ、仕事に満足感を体感させることが必要です。
  <<人の育て方その3>>

1)モノ造りの手順を追う教育からIT中心のソフトを開発する人材を育成する。
2)上司は常に部下と接し、能力や意識についてよく知りその部下に最も適した方向性と方法で能力を発揮させる。
3)職場のメンバーが「やりがい」「働きがい」「生きがい」を感じるように上司は部下に権限委譲を行うことが必要でしょう!
2010年
07月
29日

新シリーズ「人の育て方」はヒット数が少ないので止めることにしました!
<<人の育て方 その4>>

1)IT化・グローバル化の環境変化の中、組織の要員としての「能力」即ち、考える力=語学力・論理力・行動力  ・創造力などの、国際的に通用する ビジネス能力を持つ開発型の要員を育てることが必要です。
2)経営資源の中で最も重要な「人」を過去の「愛社精神」的終身雇用の考え方 から仕事に「満足感」を得て「生  き甲斐」「働きがい」を持つ方向性に指導 するようにしましょう。
3)顧客のニーズの多様化と共に、個人の意識や価値観も多様化しています。 上司は部下の「仕事が出来る」  能力を求めるのみでなく、部下にあるべき姿    である「方針・目標」や「守るべきルール」を明確に示し、部  下に最も適し た方法で能力を引き出すように指導することが必要です。
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